ANAやJALの上級会員の方は大きく分けると2種類に分かれています。
それは自然に上級会員になった方と、修行と呼ばれる行為をして上級会員になった方の2種類です。
自然と上級会員になられた方は、海外出張の多い会社員や役員、あとは普段からビジネスクラス以上を利用さるようなお金に余裕のある方等です。
海外出張の多い会社員や役員の方は、上級会員を維持し続ける努力をしなくても自然にランクが保てる方が多いのですが、定年等で退職された後はあまり飛行機に乗ることがないという場合も多く、定年前に貯めたマイルを使わなかったり、貯めたマイレージを使い切った後はあまり旅行などで飛行機を使わないため数年後にはマイルも貯まらないという状態になりがちです。
特に、足腰が弱くなり始めると飛行機で出かけることが極端に少なくなり、上級会員の資格だけを持ったまま、マイレージも貯まらずにいる年配の方がいらっしゃいます。
上級会員資格を持ち続けるかどうかはそれぞれの判断でよいのですが、マイレージは貯め続ける努力をされたほうが良いです。
貯めたマイレージは意外と使い道が多く便利
ANAマイレージクラブは、マイルを貯める手段が飛行機に乗る以外にもたくさんあります。
最も効果的にマイレージを貯められる方法はポイントサイトの活用ですが、まもなく定年を向ける方や、すでに65歳で定年を迎えた方にはぜひポイントサイトを活用したマイレージの貯め方を実践し大量のマイルを貯めていただきたいです。
なぜか?
定年後は会社員時代に行かれなかった場所などに旅行する方が多いですし、ご夫婦で飛行機の旅を楽しむためにも定年前からマイレージをためていると、ご夫婦でビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券を取得すれば、ヨーロッパなどの機内滞在時間が長い訪問先でも身体への負担が少なく、現地で思う存分観光などを楽しむことが可能です。
また、定年後も長く旅行を楽しむためにもポイントサイトで定期的にマイルが貯まる仕組みが作れると旅費の負担を少なくし、長期間の滞在や旅行回数を増やすことが可能になります。
また、足腰が弱くなり始めると、飛行機での旅行をしたがらない年配の方が多いですが、ANAはサポートが必要な方は搭乗を優先させてくれたり、機内でも様々なサポートをしていただけます。
新幹線などは車掌の人数が少なかったり、車内でサポートを受けることが難しいですが飛行機の場合は色々と手厚くサポートしてもらえるので、実際に利用してみると足腰が弱くてもあまり苦に感じることはありません。
定年前に上級会員資格をお持ちになっていたのであれば、そのまま会員資格を所持し続ければANAラウンジの利用や、優先搭乗、荷物の預け数での優遇や、優先チェックインなど、若いときにはたいして苦にならない事も、年を取ると少しずつつらくなってくる様々なことをカバーしてくれるサービスが多いです。
手荷物の超過分などもマイルが貯まっていればマイルだけで支払いができますし、現役時代ほど飛行機に乗らないからといってマイルを貯めるの努力をしないとマイレージはすぐになくなってしまいます。
飛行機関連だけでもマイルを使う場面は非常に多いので、定年後にご夫婦で旅行をお考えなお方は迷わずマイルを貯める努力をし始めてください。
もう旅行はつらい、それでもマイルは貯めたほうがいい
年齢を重ねると、足腰が痛くなってきたりして旅行に行くのが億劫になってしまう方も多いです。
もう旅行はいいかな。。。と思ってもマイルは貯め続けたほうが良いです。
なぜか?
ANAのマイレージクラブは様々なホテルやレストランと提携をしているため、ANAのマイレージを利用してそれらの提携先サービスを利用することが出来るからです。
例えば、ホテルオークラ東京のレストラン、ここもANAマイレージクラブと提携しているため、マイルと交換でおいしい食事を提供してもらうことが出来ます。
飛行機や鉄道などで旅行に出ることは難しくなっても、都内や近場のホテルにちょっと豪華な食事を楽しむくらいならまだ動ける、そんな方にとってマイルは便利です。
マイルを使ってベンツ送迎付きのディナーを楽しむでご紹介したような、送迎付きでディナーを楽しむことが出来る提携先などもあり、遠出は難しいけど近場で食事ならいけるという方にとって最適な提供先が多いです。
また、ANAマイレージクラブと提携しているホテルも、旅先だけでなく自宅から少し離れた場所のホテルをマイルで泊まることが出来れば、日常から離れつつも身体に負担が少ない状態で楽しむことが可能です。
このように、「マイル」といっても貯める時にも使うときにも飛行機を使わない方法がありますので、飛行機とは無縁の生活だからといってANAマイレージクラブを利用しないのはもったいないです。
マイルではなく電子マネーのほうが良いのか
ポイントサイトを活用するなら、マイルに交換しないで電子マネーや現金に変えたほうが良いのでは?と考える方も多いでしょう。
もっともな考え方ではあります、マイルに交換するのではなく、現金や電子マネーに交換したほうがより一層使い道が広がりますし、マイルでレストランなどを利用するよりお得になる場合もあります。
ですが、元々高級レストランや近場のホテルを利用しているような方を除いた極一般的な人間は現金や電子マネーに変えてしまうと、生活必需品やそれに近い部類のものに使ってしまう傾向があります。
なので、あえてANAマイルに交換したうえでホテルやレストランを利用したほうが、躊躇なく利用できる方が多いのです。
旅行は身体につらいけど、日常から少し離れた数時間を楽しむのに現金ではなくマイルを使うのはとても有意義です。
現金や電子マネーのように何にでも使えるものになってしまうと、必要だったものや貯蓄などまでが利用用途の候補に入ってしまいます、そうではなく、定年後のご夫婦で数時間ディナーを楽しむ等の目的で貯めたポイントを使ったほうが有意義ですし、非日常の時間に支払いなどの行為が発生しないANAマイルでのレストランやホテル利用は最適です。
まとめ
ANAマイレージクラブのマイルは飛行機に乗らなくても、貯めたり使ったりすることが可能です。
定年後に夫婦や家族と旅行に行くなら定年前からマイルを貯めはじめ、定年後もポイントサイトを活用してマイルを貯め続けることが出来れば、長い間、少ない費用で様々な場所へ旅行に出かけることが出来ます。
旅行が身体につらくなった後も、ANAマイルがあれば自宅近くのレストランやホテルで普段より豪華な食事や時間を過ごす事も可能です。
ANAマイレージクラブのマイルはホテル・レストランなど様々な提携先で使い道がありますのでぜひ有効活用してみてください。
<参考記事>