旅行と一言で言っても、一人旅、家族旅行、社員旅行、少人数での旅行、大人数での旅行と色々あります。
それに、同行者の考え方や行動、性別なども考慮すると、いつでも好きなように旅行の内容を決められるわけではありません。
同行者の中に若い女性の方がいる時と、そうでない時、やはり行く場所やホテルなど色々気を使います。
あとは、自分より年長者をお連れする場合など、普段の気ままな旅行とはちょっと違う旅行になる事も多いです。
ANAマイルを貯めていると、特典航空券で好き勝手に個人旅行するのが楽しく感じてしまうのですが、同行者がツアーが良いと言ってきた時は素直にツアーを利用する事もあります。
あまり海外旅行になれていない女性や英語が苦手な方などはツアーの方が安心できるという事でツアーを好まれる場合も多いです。
旅行会社のツアーだと殆どの場合マイレージが使えないという大きなデメリットもありますが、マイルを貯める事は出来るものが多いですし、ツアーだからこそ優先で入場できたりする観光地もありますので、一長一短です。
さて、今回はツアーでマイルを貯める方法をまとめていきます。
ツアーでマイルを貯めるには予約クラスが重要
国際線の場合、マイルが貯まるかどうかは旅行会社のツアーかどうかではなく、旅行会社が用意した航空券の予約クラスに基づいて決まります。
まずはツアーパンフレットを確認
まず、ツアーパンフレットにマイルが貯まるツアーかどうかの記載がないか確認しましょう。
最近では多くの旅行会社のパンフレットでマイル積算可能かどうかの記載がされています。
ここでマイル加算の表記があれば間違いなくマイルを貯めることができます。
ツアー利用者はまずはパンフレットの確認をしましょう。
次に旅行会社に予約クラスを確認
旅行会社のパンフレットに予約クラスの記載がなくても、旅行会社に聞けば予約クラスは教えてくれます。
旅行会社のツアーだとマイルが貯まらないと思ってしまっている方も多いですが、ツアーだから貯まらないのではなく、そのツアーで利用する航空券の予約クラスがマイレージの加算対象外だから貯まらないというのが正しいです。
つまり、パンフレットに「マイルが貯まります」と記載されているツアーは、利用する航空券の予約クラスがマイレージの加算対象となっているという事を表しています。
パンフレットに記載がなくても、予約クラスが加算対象であれば貯められるので、旅行会社に予約クラスを確認することで、マイルが貯まるかどうか知ることができます。
ただし、海外旅行の直前ツアーなどで利用する便が確定していない場合や極端に旅行代金が安い格安ツアーなどでは、旅行会社でもマイルが貯まるかどうか不明な場合もあります。
何年も前の話になりますが、筆者も一度だけ直前ツアーで旅行会社に問い合わせたのですが、マイル加算の確約はできない（出来るかもしれないが正確な回答ができない）ということがありましたが、旅行終了後に航空会社のWEBサイトから事後登録の申請をしたところ加算された経験があります。
正規代金より少ないマイル加算率
マイルが貯まるツアーであったとしても、ツアーの場合は正規料金（航空会社から直接購入する航空券）と比較しておおよそ５０％程度のマイルし貯まらない事が多いです。
各社の割引航空券（ANAであれば旅割７５等）も正規料金の時より獲得できるマイル数は少ないです。
それと同じでツアーも安く提供されている航空券なので加算されるマイレージが正規価格の航空券購入時よりも減額されているのです。
マイレージ制度の基本的な考えは、やはり飛行機に多く搭乗した方や多くのお金をお支払いされた方へのお礼なので、安いとお礼もそれなりになるのは致し方ないです。
ただし、直前ツアーや格安ツアーはマイルが貯められてもマイル積算率が最低のものが多いですが、旅行代金の安さを考えると場合によってはお得になります。
航空会社が提供するツアーがおすすめ
同じようなツアーでも、予約クラスによって貯まる場合と貯まらない場合がありますので旅行会社に直接確認するのが確実ですが、直前までチケットの種類が確定しないような旅行（例えば、航空便未定など）の場合、タイミングによりけりとなってしまうことがあります。
ツアー利用時も確実にマイルを貯めたい方はANAやJALが提供しているツアーを利用するのをお勧めします。
ANAやJALが提供するツアーの場合、ほぼ間違いなくマイル積算されます。
筆者が利用した上記航空会社のツアーでマイル積算されなかったことは今のところ、一度もありませんでした。
予算のある方との旅行ならANAやJALが確約されているツアーを選ぶ
旅行に誰と行くかも重要ですが、一緒に行く方の懐事情も重要です。
とにかく少しでも安くという方もいれば、高くても良いからサービスの良いツアーを望む方もいます。
もし、予算がある程度ある方と行くのであれば、前出の航空会社が提供しているツアーの利用をお勧めします。
便名確約ツアーを選ぶ
航空会社が提供しているツアーは便名や予約クラスが確定しているため、確実にマイルが貯められます。
事前にマイル加算対象だと分かっているとマイレージクラブの会員番号を登録すればあとは旅行に行くだけで何もする必要がないので楽です。
出発直前に便や予約クラスが確定するようなツアーだと、たとえマイルが貯まる対象になったとしてもばたばたしていて登録を忘れてしまったりして、旅行後に事後登録等をしないといけなくなります。
搭乗券等も無くさないようにしないと行けないのでうっかりなくしてしまうと、事後登録できない、もしくはものすごく面倒な事になりますので、そういった手間をかけたくない方はANAやJALのツアーを選ぶのが一番です。
各航空会社のマイルが貯まるというのもありますが、その他にグループで座席を近くできたり事前に座席指定が出来たりとメリットが多いです。
また、JALパックやANAスカイホリデーはwebサイトで申込をすると、割引や追加でマイルが貰えるものもありますので、旅行代理店から貰ってきたパンフレットをベースに検討し申込はwebで行うのがおすすめです。
大手旅行代理店のツアーを選ぶ
また、国内大手旅行会社の多くはパンフレットにマイルが貯まるツアーは明記されてる場合が多いので、ネットの格安ツアーよりも大手旅行代理店を利用した方が、マイルが貯まるツーアが多いです。
例えば、以下のような大手旅行会社では、マイルが貯まるツアーが多く提供されているのでお勧めです。
ちなみに、ツアーで使われる航空券には、「個人包括旅行割引運賃」と、「包括旅行割引運賃（もしくは団体包括旅行割引運賃）」という二種類のチケットがあります。
国際線ではどちらの航空券もマイルの加算対象ですが、国内線の場合、「個人包括旅行割引運賃」のみが加算対象となり、「（団体）包括旅行割引運賃」は対象外です。
マイルをツアーで使うには
よほど安いツアーでなければマイルが貯まることが多いツアーですが、マイルをツアーで使うには各航空会社のツアーに絞られます。
ANAであれば、ANA SKYコインに変えることでツアー代金に当てることができますし、JALの場合はeJALポイントに変えて利用する方法もあります。
その他、電子マネーに変えてツアーを申し込むことで実質的にマイルをツアーに利用することが可能です。
ツアーでさらにマイルを貯めるならこのカードがおすすめ
ツアー旅行の際にもっとマイルを貯めたい、そんな方はツアー代金をマイルが貯まるクレジットカードで支払ったり、マイル還元率の高いカードで支払うことでフライトマイルに加えてさらにマイルを貯めることが可能になります。
まず、航空会社が提供しているツアーなら、各航空会社が発行するマイルが貯まるカードで支払うのがお勧めです。
ANAカード：ANAアメリカン・エキスプレス・カード
ANAやJAL以外の航空会社も利用されるなら、15社の提携航空会社の航空券や対象旅行代理店の指定旅行商品をカードで購入すると、マイルに交換可能なポイントが通常の3倍貯まりまるこちらのカードがお勧めです。
まとめ
ツアーでもマイルを貯めるためにすべきこと、それは、利用する予約クラスがマイレージの加算対象かどうかはパンフレットの表記やや旅行会社に直接確認するということです。
確実にマイルを貯めたい場合は、直前まで便や予約クラスが決まらないツアーはなるべく避け、ANAやJALが提供しているツアーを利用する。
国内線のツアーで（団体）包括旅行割引運賃の場合はマイル積算対象外なので注意が必要です。
また、マイルをそのまま利用するのではなく、電子マネーなどに交換することでツアー代金を実質マイルで払うことが可能になる場合もあります。
ツアー利用が多く、マイルがなかなか貯まらないという方は、こちらの記事も読んでみてください。
驚くほどマイルを貯めることができるようになるなります。
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