ベトナム航空は2018年1月1日からプレミアムエコノミークラスを日本路線に導入

空港

ANAとマイレージクラブ提携中のベトナム航空が2018年1月1日の日本初便からプレミアムエコノミークラスを日本路線に導入することを会見で正式発表しました。

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ベトナム航空プレミアムエコノミー

ベトナム航空は2018年1月1日の日本発便からプレミアムエコノミークラスを日本路線に導入します。

これまで、プレミアムエコノミーシート自体は既に導入済みでしたが、販売クラスとしてはビジネスとエコノミーの2つだけでした。

今後はプレミアムエコノミークラスを加えた3つの予約クラスで販売・運航されることになります。

対象便

対象となる便は以下の6便です。

  • 羽田ーハノイ路線:VN385便→2018年1月1日から
  • ハノイー羽田路線:VN384便→2018年1月1日から
  • 成田ーハノイ路線:VN311便→2018年1月2日から
  • ハノイー成田路線:VN310便→2018年1月2日から
  • 成田ーホーチミン路線:VN301便→2018年1月2日から
  • ホーチミンー成田路線:VN300便→2018年1月2日から

プレミアムエコノミー席の仕様

羽田発着と成田発着とで機体が異なるためか、多少仕様も異なるプレミアムエコノミー席となっています。

羽田ーハノイ路線の仕様

機体:エアバス A350-900型機
座席数:36席
配列:2-4-2
シートピッチ:91~96.5cm
シート幅:45.7cm
リクライニング角:非公開
機内エンタテイメント:11インチ

成田ーハノイ/ホーチミン路線の仕様

機体:ボーイング 787-9型機
座席数:35席
配列:2-3-2
シートピッチ:106.7cm
シート幅:51cm
リクライニング角:非公開ですが、実際に乗り比べてみた方によると、A350-900型機より深く倒せるとのこと。
機内エンタテイメント:10.6インチ、肘掛から立ち上げる仕様(窓側の方が通路に出る際は一度収納しないといけない)。

サービスについて

プレミアムエコノミークラス利用者が受けられるサービスは以下のようになります。

  • 優先チェックイン
  • 優先搭乗
  • バゲージクレーム優先取り扱い

ラウンジなどは利用できないようですが、ビジネスクラスに近いサービスを受けられると考えてもいいでしょう。

座席だけを見れば成田発着路線は、シートピッチ:106.7cm・シート幅:51cmと、どちらもビジネスクラスシートと同じなので、機内では快適に過ごせるでしょう。

今後の展望

ベトナム航空は、2018年6月の夏ダイヤから成田ーホーチミン線の午後便(VN303便・VN302便)で使用しているエアバス A321型機をA350-900型機に入れ換えることも合わせて発表しています。

これにより、上記6便に加えて成田ーホーチミン路線の午後便もプレミアムエコノミークラスが設置される可能性が非常に高いと言えるでしょう。

プレミアムエコノミークラス導入記念 インスタグラムキャンペーン

プレミアムエコノミークラスのサービス開始を記念し、インスタグラムキャンペーンが開催されています。

下記期間中、 #ベトナム航空 をつけてお気に入りのベトナムに関する画像をインスタグラムで投稿すると抽選で1名に『ベトナム航空 プレミアムエコノミークラス 往復ペア航空券』がプレゼントされます。

応募期間:2017年12月13日(水)14:00~19日(火)23:59
応募資格:18歳以上で日本国内在住の方
応募方法:応募期間中に #ベトナム航空 をつけて、お気に入りのベトナムに関する画像をインスタグラムで投稿

@vietnamairlines_japan のアカウントをフォローすると当選確率がアップするほか、一人で何度でも投稿・応募可能です。

Meets Vietnam メルマガ登録キャンペーン

ベトナム航空 日本支社運営のベトナム情報サイト『Meets Vietnam』にて、プレミアムエコノミークラスのサービス開始を記念したメルマガ登録キャンペーンが実施されています。

期間中に登録された方及び既に登録済みの方の中から、抽選でプレミアムエコノミークラス対象機材B787模型飛行機など、ベトナム航空オリジナルグッズがもらえます。

応募期間:2017年12月13日(水)~2018年1月31日(水)
応募方法:期間中、下記サイト特設ページより、メールマガジンに登録 https://www.meetsvietnam.com/
賞品:ボーイング787-9卓上模型飛行機(1/200サイズ)2名様
   ミンロンマグカップ 3名様
   ラゲージベルト 5名様
   ラゲージタグ 10名様

ベトナム航空とは

ベトナム航空とは1956年1月に創立したベトナム国営の航空会社で、創立当社は民間企業としてスタートしましたが、1993年4月に国営化されています。

ANAとは2016年10月30日からマイレージおよびコードシェア便の提携を行なっています。

詳しくはこちら>>ANAとベトナム航空がマイレージプログラムの提携をスタートしました

プレミアムエコノミーとは

プレミアムエコノミーとはエバー航空が1991年に初めて導入したエコノミークラスとビジネスクラスの中間に位置づけられる旅客機の座席等級です。

運賃、座席の座り心地、サービス水準なども両クラスの中間程度となる場合が多いです。

最近ではよりエコノミークラスとの差別化を図る動きが活発化し、食事内容やサービスなどがよりビジネスクラスに近いものが増えてきています。

LCCの台頭によりエコノミークラスに乗っていた顧客がそちらに流れてしまい、収益改善や差別化を図る目的が高まったことから多くの航空会社で導入が進んでいます。

ベトナム旅行に必須のSIMカード

海外に旅行するときに欠かせないのはインターネット通信です。

特に現地語や英語が堪能でない場合はスマートフォンで検索などができる通信環境を持って行くことが重要です。

少し前までは現地空港でSIMカードを購入するのが最も安かったのですが、今ではAmazonで購入し日本で設定させてから行くのが安くて現地での時間も無駄なく観光に使えて便利です。

ベトナムを旅行するなら以下のSIMカードがお勧めです。

このSIMカードはベトナム全土にてデータ通信が4G LTE高速通信(一部地域では3G通信になる)を15日間で3GB使え、3GB使い切った後も速度制限がかかるだけで通信自体はできます。

日本語マニュアルが画像付きのフローチャート式ですし、事前購入なので日本で落ち着いて設定をすることが可能です。

現地空港ですと少なからず英語やベトナム語が必要になりますが、これなら空港着いてからすぐに利用可能なので語学が得意でない方には事前購入がおすすめです。

まとめ

ベトナム航空は2018年1月1日の日本発便からプレミアムエコノミークラスを日本路線に導入します。

プレミアムエコノミーシートだけでなくサービスも拡充し、新たに販売クラスを追加することで今後はプレミアムエコノミークラスを加えた3つの予約クラスで販売・運航されることになります。

ベトナム航空はANAとマイレージクラブの提携を行なっていますので、ベトナムへの出張や旅行の際はプレミアムエコノミークラスの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。