通常、ANAのフライトマイルを貯めるには、航空券の購入時や予約時にマイレージクラブ会員の番号を提示・入力して貯める方法があります。
航空券やマイルが貯まるツアーでは予約時にマイレージクラブ番号を入力するよう促す案内がでますが、うっかり入力するのを忘れてしまったり、手元にANAマイレージクラブカードがなかったり、自分以外の家族や友人のマイル登録は後回しにしてそのまま、なんて事も結構あります。
仕事で急遽航空券を手配した時などもマイレージ番号の登録を後回しにしてしまいがち、後から登録しようと思っている間にマイレージの事後登録期間が過ぎてしまっていたなんていう事も多いです。
ANAのwebサイトには明記されていませんが、ANAマイレージクラブ入会前に搭乗した分のマイルも入会申請をし、事後登録可能な期間内であれば事後登録の対象となりますので、ANAの飛行機に乗った後にマイルを貯めてみようかなと思った方はマイレージクラブ入会前の分だからと諦めないでマイルの事後登録を申請してみてください。
このページでは、ANAマイレージのマイル登録方法の全てを解説します。
マイルの事後登録期限はいつまでか
航空券の購入時にマイル申請する場合は簡単なので後から説明することにして、まずはうっかり忘れがちなマイルの事後登録方法について解説していきますす。
ANAマイルは事後登録というシステムがあります。
そのため、購入時にマイル申請を忘れても後からマイルを登録する事ができます。
とはいえ、何年も遡って登録できるわけではなくマイル登録可能な期限が設定されており、期限が過ぎるとマイル登録ができなくなりますので航空き利用後はなるべく早く事後登録手続きをすることをオススメします。。
国内線と国際線では少しだけマイル登録期限が異なりますので注意してください。
<国内線のマイル事後登録期限>
搭乗後翌日午後以降から6カ月以内がマイル登録の期限となります。
例えば、2017年2月20日に搭乗した場合、翌日2017年2月21日の午後(正午)以降からマイルの事後登録受付ができるようになり、6ヶ月以内であればいつでもマイルの事後登録申請が可能です。
<国際線のマイル事後登録期限>
搭乗の3日後から6カ月以内がマイル登録の期限となります。
国内線の場合と異なり、2017年2月20日に搭乗した場合、3日後の2017年2月23日からマイルの事後登録受付ができるようになり、6ヶ月以内であればいつでもマイルの事後登録申請が可能です。
マイル登録の期限は6ヶ月以内
ここで重要なのは国内線と国際線、どちらも搭乗後6カ月以内という期限がある事です。
これを過ぎると一切マイルの事後登録は出来なくなりますので注意が必要です。
たとえば、2016年の2月10日に搭乗した分のマイレージは2016年の8月10日までは登録できますが、8月11日以降は登録が出来なくなってしまいます。
マイル登録の有効期限の失効ということになります。
逆に、2016年7月23日(この記事の公開日)に搭乗した分は2017年の1月23日まではマイレージの事後登録が可能、2017年1月24日になってしまうと登録不可になります。
この夏休みを利用して搭乗された分は年明けて少し経つ頃までには登録しないと無効になってしまいますので、お忘れないように!
マイルの事後登録方法
ANAマイルの事後登録方法は全部で3つあります。
最も簡単な方法はANAのwebサイトを利用した方法になりますが、ネットが使えない環境のタイミング等もありますので、3つ全ての方法をご紹介します。
ANAのwebサイトでマイレージの事後登録をする
パソコンで登録する
インターネットへの接続があり、webの一般的レベルで使える方はこの方法が最も簡単です。
国内線・国際線どちらも登録する事が出来ます。
webサイトはANAマイレージクラブ専用サイト(PC・スマートフォン・フィーチャーフォン用)となり、ログインが必要です。
ログイン後、会員専用機能の「マイレージ事後登録」より搭乗便を登録します。
<国内線のマイル事後登録 入力内容>
搭乗年月日
便名
区間
座席番号
入力内容の情報は全て搭乗券に記載されています。
搭乗券を捨てずに取っておく事が一番良いですが、今は印刷しないでスマートフォンのwalletアプリ等を利用される方も多いと思います。
walletアプリを利用されているかたは、搭乗後も消さずに残しておく癖を付けておくと良いでしょう。
<国際線のマイレージ事後登録 入力内容>
搭乗年月日
便名
区間
座席番号(任意)
予約クラス
航空券番号
国内線と比較すると少し内容が増えていますが、国内線同様に入力内容の情報は搭乗券に記載されています。
国際線の申請は1度に4つの便まで登録が出来ます。
これは乗り継ぎ等が多い国際線の事情を考慮してこのようなシステム設計になっているのだと思います。
スマートフォンで登録する
パソコンではなく、スマートフォンから登録したい場合、ブラウザ経由でパソコン版と同様に行うこともできますが、ANAマイレージクラブアプリから行うこともできます。。
webサイトはANAマイレージクラブ専用サイト(PC・スマートフォン・フィーチャーフォン用)となり、ログインが必要です。
基本的にはパソコン版と同じ内容で表示方法がスマートフォンの画面サイズに合わせてレイアウトされているだけなので、パソコン版で登録したことがある方は手続きが簡単だと思います。
アプリでログイン後、右上の人型アイコンをタップ、会員サービスないのANA SKY MOBILEをタップ、マイメニューから「マイレージ事後登録」より搭乗便などの情報をを登録します。
<国内線のマイル事後登録 入力内容>
搭乗年月日
便名
区間
座席番号
入力内容の情報は全て搭乗券に記載されています。
搭乗券を捨てずに取っておく事が一番良いですが、今は印刷しないでスマートフォンのwalletアプリ等を利用される方も多いと思います。
walletアプリを利用されているかたは、搭乗後も消さずに残しておく癖を付けておくと良いでしょう。
<国際線のマイレージ事後登録 入力内容>
搭乗年月日
便名
区間
座席番号(任意)
予約クラス
航空券番号
国内線と比較すると少し内容が増えていますが、国内線同様に入力内容の情報は搭乗券に記載されています。
国際線の申請は1度に4つの便まで登録が出来ます。
これは乗り継ぎ等が多い国際線の事情を考慮してこのようなシステム設計になっているのだと思います。
ANAマイレージクラブ・サービスセンターに電話して事後登録を依頼する
webサイトの利用に比べると若干手間のかかる方法にはなりますが、電話で事後登録を申請する事も可能です。
以下の番号に電話をかけ、音声案内に従って「マイレージお問い合わせ」を選択し、オペレーターの方に内容をお伝えします。
ANAマイレージクラブ・サービスセンター 電話番号
0570-029-767(全国一律料金)
03-6741-6683(有料/海外から)
コミュニケーター 受付時間
月~金 9:00~19:00
土・ 日・祝・年始休9:00~17:00
電話のような少し手間のかかる方法の一番のメリットは、人と直接やり取りが出来る点です。
不明な点がある場合や、webからうまく申請が出来なかった場合等、困っている事がある場合に適した方法です。
また、搭乗券を無くしてしまって、便名が分からない時も、webでは対応してくれませんがオペレーターであれば対応してくれる可能性もあります。
ANAマイレージクラブ・サービスセンター「事後登録」係宛に郵送で事後登録を依頼する
電話が出来ない方などは必要書類を郵送して申請する方法もあります。
webや電話での申請が難しい方は以下の書類を用意しましょう。
<国内線のマイル事後登録に必要な郵送書類>
- 「搭乗券」または「ご搭乗案内」(原券)
- ANAマイレージクラブお客様番号と氏名を明記したメモ
<国際線のマイル事後登録に必要な郵送書類>
- eチケット控えまたは航空券のお客様控え(コピー可)
- 搭乗券(原券)
- ANAマイレージクラブお客様番号と氏名を明記したメモ
上記書類が用意できたら、以下の宛先に送付してください。
<送付先>
〒144-8526
蒲田郵便局区内 ANAマイレージクラブ・サービスセンター「事後登録」係
必要書類の送料は申請者が負担することになります。
また、注意しなければならないので送付方法が郵便に限定されており、メール便等の利用が認められていない点です。
マイレージクラブ入会前のフライトマイルも申請できます
ここまで記載してきた方法と同じ方法でANAマイレージクラブ入会前のフライトマイルも申請が可能です。
ただし、注意しなければならないのは、申請前にANAマイレージクラブに入会する事です。
当たり前と言えば当たり前なのですが、例えば郵送で申請する場合等、申請=入会申込と捉えてしまっている方も多くいるようです。
ANAマイレージクラブ入会とフライトマイルの事後申請はそれぞれ別に手続きが必要となります。
これはANAの公式サイトでも注意書きとしてしっかり書かれていますので、非常に多い間違い(勘違い)の一つであることは明白です。
この間違いのせいで再申請までに時間がかかったり必要書類を無くしてしまったりなどして後からフライトマイルを貯められないなんてことにならないよう、予めANAマイレージクラブへの入会を忘れずにしましょう。
JALのWEBサイトには、入会前のフライトマイルも6ヶ月以内であれば事後登録として申請可能という具体的な表記があるのですが、ANAのサイトには見当たりません。
ですが、システム上では入会日と搭乗日の条件設定はされていないようで、ANAも入会マイルのフライトマイルが事後登録で貯められます。
ANAもJALのように明記しておいてくれるとわかりやすいのですが、JALとANAどちらも同じ対応となっています。
もし、JALのマイレージバンクにも入会前のフライトマイルがある方はJALマイレージバンク入会後に事後登録申請することでマイルを貯められますので忘れずに申請しましょう。
提携航空会社のマイルも事後登録可能です
ANAはスターアライアンスに加盟していますので、スターアライアンス加盟の提携航空会社利用時のマイルもANAのマイルとして事後登録が可能です。
もちろん、スターアライアンス加盟の別の航空会社にマイルを貯めている方はそちらを選択する事も可能ですが、その際は各航空会社のwebサイト等で事後登録が可能か、登録方法を良く確認の上、手続きを行ってください。
提携航空会社のマイル事後登録がメール申請対応開始
今までは、ANAマイレージクラブお客様番号(10桁)を購入時に登録しなかった場合や搭乗した航空会社のシステムエラー等によりマイル積算されなかった場合など、搭乗の3日後から6カ月以内であればANAのWEBサイトや郵送で事後登録申請が可能でしたが、2017年3月1日からメールでも申請できるようになりました。
今まで郵送を利用していた方は、郵送費用の削減が可能になりますので、メール申請されることをお勧めします。
申請時にメールアドレスを登録するので、事後登録申請の入力完了後に、ご登録内容確認のeメールを受け取ることができます。
また、積算対象外となった場合にも、お知らせのeメールを送られてきます。
申請からマイル積算までにかかる時間は郵送と変わりありませんが、何かしらの理由でANAのWEBサイトから申請できない方はメール申請を活用されるのがいいでしょう。
マイルの事後登録に必要となる確認書類はeチケットお客様控えか航空券のお客様控えと搭乗券となり、これらは郵送の時と同じです。
添付できるファイル形式は、「.pdf」「.jpg」「.jpeg」「.gif」「.png」の5つの拡張子のファイルに限られていますので搭乗券などをスキャンする際などはファイル形式と拡張子に注意が必要です。
メール申請といっても各自お使いのメーラーから送るのではなく、メールフォームからの申請となりますので、勝手にANAにメールを送りつけてもダメです。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tameru/flightmile/tk/
また、提携航空会社のマイル事後登録は電話受付はありませんので、WEB・メール・郵送のいずれかで申請する必要があります。
マイレージプログラムのみ提携の場合もあります
提携航空会社のマイル事後登録にはANAマイレージクラブのスターアライアンス以外にも個別に航空会社同士でマイレージシステムの提携をしている場合はANAマイルを貯めることが可能です。
例えばベトナム航空とANAはそれぞれ別の航空連合に所属していますが、コードシェア便とマイレージシステムの提携を行なっています。
諸条件はありますが、ベトナム航空利用でもANAマイルが貯められます。
ANAとベトナム航空がマイレージプログラムの提携をスタートしました
https://mileage.design-fig.com/ana-vn-mileage/
ANAライフタイムマイルは特典航空券利用でも貯められます
ANAにはANAマイレージクラブへの入会から現在までの総飛行距離(マイル口座に積算されたご搭乗分の区間基本マイレージの合計)が “LTマイル” としてたまるライフタイムマイル制度があります。
ANAグループ運航便に搭乗すると「ANAライフタイムマイル」として、提携航空会社運航便に搭乗すると「ライフタイムマイル(ANA+パートナー航空会社)」としてカウントされ、マイルが貯まります。
ただし、ここでたまるライフタイムマイルは特典交換などに使える通常のマイルとは全くの別物であり、特典交換などはできません。
通常、ANAマイレージクラブのマイル特典で交換した特典航空券利用時にはフライトマイルはたまりませんが、ライフタイムマイルはマイルの事後登録手続きをすることで貯めることが可能です。
ライフタイムマイルは通常自動で積算されますが、特典航空券利用時には事後登録手続きが必要なので忘れずに手続きをするようにしましょう。
こちらの登録の有効期限や登録方法は前項に記載した方法で行います。
事後登録以外でマイルを登録する方法
ハピタス等のポイントサイトを利用してANAマイルを貯める方法を実践している方は、フライトでマイルを貯めると言う方法はあまりしないかもしれませんが、一般的にはマイルは飛行機の乗って貯めるものです。
マイレージの基礎知識として、フライトマイルの貯め方(事前登録・空港で登録・事後登録)について簡単に説明します。
ANAマイレージクラブはマイルの貯めやすい制度ですが、一度も飛行機に乗らずに貯めることも可能です。
ですが、貯めはじめてみると飛行機が好きになったり、上級会員を目指してみたりとなんだかんだとお金を払って飛行機に乗るようになってくる方が多いです。
その時に、ポイントサイト以外のマイルの貯め方、通常のフライトマイルの申請方法が分からないと困りますので事前に覚えておくようにしましょう。
ANAのマイレージクラブとJALのマイレージバンクは申請方法等もほぼ同じですのでここではANAについて説明しますが、JALのマイルを貯めている方は応用して覚えてしまいましょう。
ANAマイルを予約時に事前登録で貯める
通常、webで航空券の予約やパッケージツアーの予約をする際に、ANAマイレージクラブの会員番号を入力する項目があります。
既にANAマイレージクラブに入会済みの方はこの段階で会員番号を入力して事前登録をするのが一番簡単です。
この方法であれば、国内線も国際線も違いはありません。
また、搭乗前であれば、ANAのwebサイトからANAマイレージクラブの番号を登録できますので、出来れば旅行前までに予めANAマイレージクラブカードを用意してANAのサイトから事前登録をしてマイルを貯めるようにしましょう。
後からでも登録できるからという理由で後回しにしていると忘れてしまうことが多いので事後登録よりも事前登録の方が断然お勧めです。
空港で自動チェックイン機を利用してANAマイルを貯める
予約時にマイレージクラブカードが手元になかった場合等、搭乗日の空港でマイルを貯める方法があります。
国内線の場合、出発ロビー内または搭乗口エリアにある自動チェックイン機にて画面に従い手続きをすることでマイルを貯めることが出来ます。
国際線の場合、自動チェックイン機またはチェックインカウンターにて登録手続きができます。その際、ANAカードまたはANAマイレージクラブカードの提示が必要になります。
空港の自動チェックイン機ではなくANAのwebサイトのオンラインチェックインを利用される方も、オンラインチェックイン時にマイルの登録が可能です。
自動チェックイン機の場合は、国内線と同じように画面の案内に従って手続きするだけですが、提携航空会社がANA便名で運航するコードシェア便と成田-ムンバイ線に搭乗する場合は自動チェックイン機ではできません。
また、既に搭乗手続きを済ませてしまった方は、空港チェックインカウンターでの手続きが必要です。
乗り継ぎの場合はその都度、経由地の空港チェックインカウンターでの手続きが必要になりますので忘れずに手続きするようにしてください。
また、過去に何度か経験があるのですが、国内線で出発ロビーにある自動チェックイン機でマイルの登録ができないことがありました。
ANAのWEBサイトから購入した航空券ではなく、同行者が予約してくれたマイルがたまるツアーだったのですが、予約するときにマイレージクラブ番号がわからずそのまま予約した場合、空港の自動チェックイン機でできない場合が多く感じます。
そのような場合は、搭乗後にANAのWEBサイトから申請しましょう。
一手間かかってしまいますが、この方法では登録できなかったことはありません。
ANA国内線のマイル積算条件やマイル登録方法おさらい
ANAマイレージクラブのマイルをポイントサイト利用で貯めている方はANAのマイルの基本を知らないままの方も多いです。
本来、ANAマイレージクラブはANAの飛行機に乗る方向けのサービスなので、マイルは飛行機に乗ると貯まるのですが、この計算方法が国内線と国際線線、予約クラスによって異なる為良く理解しないまま何となくポイントサイトでマイルを貯め続けている方もいます。
それでも問題ないのですが、基礎知識として知っておいた方が今後上級会員等になる際にも良いと思いますのでANAのwebサイトを見ればわかる事ではありますが、マイル積算条件や登録方法をおさらいしていきます。
ANA国内線のマイル積算条件
国際線同様にマイルやマイレージ等と呼ばれているものの基本は、飛行機に乗る事でANAから貰う事が出来るフライトマイルになります。
このANA国内線フライトマイルは、搭乗した区間の基本マイレージと搭乗時の運賃種別ごとに定められている積算率をかけて算出・積算されます。
国際線との違いはマイレージの積算率が予約クラスではなく運賃種別になっている点です。
ANA国内線フライトマイル=搭乗区間基本マイレージ×運賃種別ごとの積算率
搭乗区間基本マイレージは東京発着であれば、札幌が510マイル、名古屋なら193マイル、沖縄なら984マイル等と予め定められています。
国際線と比べると距離が短いので基本マイレージも少ないです。
東京発着の国内線の基本マイレージで1,000マイルを超えるのは石垣(1,224マイル)と宮古(1,158マイル)の2カ所だけです。
区間基本マイレージを100%とし、それに対して運賃種別の積算率が150%だったり75%、最も低い積算率で50%等となっています。
簡単にいうと、同じ行き先の方は基本マイレージは全員同じになりますが、プレミアムクラスの等ANAにお金を多く払っている方に100%を超える数値を与え、ツアーや旅割等のANAにあまりお金を落とさない方には100%を切る数値を与えており、この点は予約クラスと運賃種別と言う言葉の違いはありますが、実際は国際線も国内線も同じシステムによってマイルの積算が決められています。
フライトマイルを計算したりしなくてもANA国内線フライトマイルシュミレーションを利用すれば簡単に調べることができます。
ANA国内線マイル積算率
ANAの国内線マイル積算率は以下のように設定されています。
※このマイル積算率についてはANAが変更する事もあります。
ANA プレミアムクラス
ANAプレミアムクラスのマイル積算率は以下のようになります。
積算対象運賃 | 区間基本マイレージに対する積算率 |
プレミアム運賃 |
基本マイレージの150% |
プレミアム特割 プレミアム特割28 プレミアム株主優待割引運賃 プレミアム小児株主優待割引運賃 |
基本マイレージの125% |
ANA エコノミークラス
ANAエコノミークラスのマイル積算率は以下のようになります。
積算対象運賃 | 区間基本マイレージに対する積算率 |
片道運賃(普通運賃) |
基本マイレージの100% |
特割 旅割21 旅割28 旅割45 旅割55 旅割60 旅割75 特定便乗継割引 乗継特割 乗継旅割 株主優待割引運賃 小児株主優待割引運賃 いっしょにマイル割(同行者) スカイメイト割引など |
基本マイレージの75% |
個人包括旅行割引運賃 包括旅行DP割引運賃 訪日包括旅行DP割引運賃 DP限定旅行用特割運賃 (包括旅行MDP割引) シニア空割 |
基本マイレージの50% |
後から料金の支払いによってプレミアムクラスへアップグレードした場合は、購入していた運賃に一律基本マイレージの50%が積算されます。
ツアー等で積算率が基本マイレージの50%で予約していた場合、プレミアムクラスへのアップグレードで積算率が50%+50%となり基本マイレージの100%のマイレージが積算されます。
マイル積算対象外の航空券の場合はプレミアムクラスにアップグレードしてもプラス50%の対象とはならずマイル積算はされません。
マイルの積算対象となる方
ANAマイルの積算には国際線と同様にANAマイレージクラブへ入会する必要があり、フライトマイルは会員本人が搭乗した場合のみマイル積算対象となります。
IBEXエアラインズ、AIR DO、ソラシド エア、スターフライヤー、オリエンタルエアブリッジが運航する日本国内のコードシェア便を利用する場合、ANA便名で予約したもののみがマイレージ積算の対象となり、ANA便として積算されます。
コードシェア便を利用する際は他航空会社便名で予約してしまうとANAマイレージが貯まりませんの注意が必要です。
楽器や絵等大型の機内持ち込み手荷物等の利用の為、1人で同時に2席以上の座席を使用した場合もマイル積算は1人分となります。
マイルの積算対象外となる航空券
フライトマイルはお金を払って飛行機に乗る方に対して付与されるマイレージの為、以下の航空券利用時にはマイルは積算されません。
- チャーター便
- 無償航空券
- 特典航空券
- 包括旅行割引運賃
- 団体割引運賃
- 包括団体旅行運賃
- いっしょにマイル割(本人)
このように、ポイントサイトを利用してANAマイレージを大量に貯めて特典航空券を取得しても、その搭乗時にはマイルは貰えません。
また、包括旅行割引運賃では搭乗券・搭乗案内に個人名が記載されていないとマイル積算の対象となりません、ツアー利用時には搭乗券を今一度確認するようにしましょう。
ANA国際線のマイル積算条件やマイル登録方法おさらい
ANAマイレージクラブのマイルをポイントサイト利用で貯めている方はANAのマイルの基本を知らないままの方も多いです。
本来、ANAマイレージクラブはANAの飛行機に乗る方向けのサービスなので、マイルは飛行機に乗ると貯まるのですが、この計算方法が国内線と国際線、予約クラスによって異なる為良く理解できずにポイントサイトでマイルを貯め続けている方もいます。
それでも問題ないのですが、基礎知識として知っておいた方が今後上級会員等になる際にも良いと思いますのでANAのwebサイトを見ればわかる事ではありますが、マイル積算条件や登録方法をおさらいしていきます。
今回は国際線のマイル積算条件と登録方法についてです。
ANA国際線のマイル積算条件
マイルやマイレージ等と呼ばれているものの基本は、飛行機に乗る事でANAから貰う事が出来るフライトマイルになります。
このANA国際線フライトマイルは、搭乗した区間の基本マイレージと利用した予約クラス(席種等)ごとの積算率をかけて算出・積算されます。
ANA国際線フライトマイル=搭乗区間基本マイレージ×予約クラスの積算率
搭乗区間基本マイレージは東京発着であれば、ニューヨークが6,737マイル、パリなら6,194マイル、台北なら1,330マイル等と予め定められています。
区間基本マイレージを100%とし、それに対して予約クラスの積算率が150%だったり70%、最も低い積算率で30%等となっています。
簡単にいうと、同じ行き先の方は基本マイレージは全員同じになりますが、ファーストクラスや上級会員等ANAにお金を多く払っている方に100%を超える数値を与え、ツアーや格安パック等のANAにあまりお金を落とさない方には100%を切る数値を与えているのです。
フライトマイルを計算したりしなくてもANA国際線フライトマイルシュミレーションを利用すれば簡単に調べることができます。
ANA国際線マイル積算率
ANAの国際線マイル積算率は以下のように設定されています。
※このマイル積算率についてはANAが変更する事もあります。
ANA ファーストクラス
ANAファーストクラスのマイル積算率は以下のようになります。
予約クラス | 区間基本マイレージに対する積算率 |
F | 150% |
A | 150% |
ANA ビジネスクラス
ANAビジネスクラスのマイル積算率は以下のようになります。
予約クラス | 区間基本マイレージに対する積算率 |
J | 150% |
C・D・Z | 125% |
P | 70% |
ANAエコノミークラス
ANAエコノミークラスのマイル積算率は以下のようになります。
予約クラス | 区間基本マイレージに対する積算率 |
Y | 100% |
E | 100% |
B・M | 100% |
U・H・Q | 70% |
V・W・S・T | 50% |
L・K・G | 30% |
ANAエコノミークラスのGクラスに関しては2016年10月5日販売&搭乗分よりマイル積算率100%に変更が予定されています。
販売分だけでなく搭乗分からにも適用されますので、運良く30%→100%と大幅に参る積算率アップの方が出てきそうです。
パッケージツアーの場合も、予約クラスというものは存在しますので販売店や旅行代理店に予約クラスの確認をすれば事前にマイル積算率の確認をすることが可能です。
また予約クラスがO・I・R・X・Nについてはマイル積算対象外のため、飛行機に乗ってもマイルは貯まりません。
マイルの積算対象となる方
ANAマイルの積算にはANAマイレージクラブへ入会する必要があり、フライトマイルは会員本人が搭乗した場合のみマイル積算対象となります。
小児運賃の積算率は大人運賃と同様に予約クラスに基づいて算出されます。
アップグレード特典やその他の事情で差額分の支払いが発生していない場合の搭乗時、マイルは購入した航空券のクラスに基づいて積算され、利用したクラスの積算率は適用されません。
差額を支払った場合でも利用したクラスではなく購入した航空券のクラスで積算される場合があるため、アップグレード時にはマイル積算率に関して搭乗前に確認し、搭乗後も正しいマイル積算がされているか確認が取れるまでは搭乗券等のマイル事後登録に必要な書類は捨てずに残しておきましょう。
チャーター便でANAを利用する場合、利用クラスに関係なく一律区間基本マイレージの50%が積算されます。
楽器や絵等大型の機内持ち込み手荷物等の利用の為、1人で同時に2席以上の座席を使用した場合もマイル積算は1人分となります。
マイルの積算対象外となる航空券
フライトマイルはお金を払って飛行機に乗る方に対して付与されるマイレージの為、以下3種類の航空券利用時にはマイルは積算されません。
- 無償航空券
- 特典航空券
- 各種優待割引航空券
このように、ポイントサイトを利用してANAマイルを大量に貯めて特典航空券を取得しても、その搭乗時にはマイルは貰えません。
また、航空券代を安く済ます為に金券ショップ等で株主優待券を購入して、株主優待で割引航空券を購入した際もマイルの積算対象外となります。
ANA国際線コードシェア便のマイル積算条件
ANAマイレージクラブとマイレージ提携している他の航空会社が運航するコードシェア便をANA便名で予約・搭乗した際は提携航空会社等条文としてマイルが積算されます。
ただし、ANAマイレージクラブ提携航空会社が他航空会社と行っているコードシェア便については積算対象外となる場合があります。
確実にANAマイルを貯めたい場合は、事前にANAマイレージクラブのサポートデスクに確認するか、ANA便名のコードシェア便を選ぶようにしましょう。
コードシェア便利用の際は、会員専用機能等ではANA便名ではなく、運航会社便名での表示となります。
ANAが所属するスターアライアンスとは異なる航空連合に所属している航空会社でも個別にANAとマイレージ提携している航空会社の便を利用する際はマイルが貯められます。
例えば、ベトナム航空とはそのような提携になっているので、所属する航空連合が違ってもマイレージが貯められます。
まとめ
- ANAマイルは搭乗後にも事後登録する事が出来る
- 事後登録可能な期間は搭乗後6カ月以内
- 申請方法は、ANAのwebサイト、電話、郵送の3種類
- webでの申請が最も簡単
- マイレージクラブ入会前のフライトマイルも、入会後に事後登録が可能
- マイレージクラブの入会申請とマイルの事後登録申請はそれぞれ手続きする
- 提携航空会社のフライトでもANAマイルに事後登録が可能
- 国内線のマイル積算条件は運賃種別により決定
- 国際線のマイル積算条件は予約クラスにより決定
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