ラウンジ利用者に好評 Tastes of JAPAN by ANA 東京・群馬・和歌山特集

ANA飛行機

ANAが2013年9月からスタートした「Tastes of JAPAN by ANA」の第14弾である東京・群馬・和歌山特集が2016年12月からスタートします。

機内やラウンジなどで提供されるサービスの一つなのですが、多くの提供サービスが機内ではなくラウンジで行われていますので、ラウンジが好きな方にとっては楽しみの一つのプロジェクトとなっています。

ANAの上級会員であればエコノミークラス利用時もラウンジで「Tastes of JAPAN by ANA」で提供されるお酒やスイーツなどを楽しめるので普段はあまりラウンジにいる時間を取らない方にもオススメです。

ここでは2016年12月からスタートする第14弾の詳細と、Tastes of JAPAN by ANA自体について説明します。

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Tastes of JAPAN by ANAとは

Tastes of JAPAN by ANAとは2013年9月からANAグループが実施しているプロジェクトで、日本各地の多様な魅力を国内外の様々な方に紹介することにより、訪日旅客の増加や地域活性化に貢献することを目的に、食・酒・スイーツ・カルチャーの4つをテーマに、3ヶ月サイクルで3つの都道府県を順に取り上げていき、約4年をかけて日本全国47都道府県すべてを特集しています。

ANAでは各都道府県の特産品を使用した食事やデザートなどをANAの機内やラウンジ、空港店舗、通販サイト等で提供・販売することで各地の文化・観光資源の紹介を通じて地域活性化へ貢献し、各地の魅力を国内外の方に発信しています。

現在実施中の内容や、すでに終了した内容などの一部は公式サイトで確認することが可能です。

https://www.ana.co.jp/tastesofjapan/activity/

Tastes of JAPAN by ANA 14弾 [東京・群馬・和歌山]

2016年12月から2017年2月までの3カ月間に特集される地域は、東京都、群馬県、和歌山県となっています。

この3地域の特集で提供される食事やお酒、デザートなどの一例を見ていきましょう。

東京特集 [Tastes of JAPAN by ANA]

国際線ファーストクラスでは、「軽く揚げた東京湾産フッコにグリーンアスパラガスのリゾットとトリュフが香る貝のソースで」が提供されます。

身が柔らかいフッコをフライにし、トッピングに京都の九条葱が添えられています。

フッコとは、成長するとスズキと呼ばれる魚になる出世魚です。

スズキはいわゆる出世魚の為、成長とともに呼び名が変わるのですが、さらに地方によって呼び名は様々に異なり、統一的な定義はされていない魚です。

関東では1年ものと2年もので全長 20-30cm 程度までのものを「セイゴ」(鮬)、2〜3年目以降の魚で全長 40-60cm 程度までを「フッコ」、それ以上の大きさの通常4〜5年もの以降程度の成熟魚を「スズキ」と呼んでいる場合が多いです。

一方、関西では「フッコ」の代わりに「ハネ」という呼称が使われており、東海地方では60cm程度までを一律に「セイゴ」、それ以上の大きさの成熟魚を「マダカ」と呼んで二分することが多いです。

宮城県周辺では小型のものを「セッパ」とも呼び、有明海産は地元の人からは「ハクラ」と呼ばれている。

今回は東京特集ということで「フッコ」という呼び名が使われているようです。

その他、成田・羽田空港国際線に設置されているANA SUITE LOUNGEでは、東京産の牛乳を使用したプディングも提供されます。

通常の牛乳よりも乳成分が高い東京産の牛乳を使うことで風味が良くほんのり甘い、牛乳本来の旨味が感じられるANAのオリジナルレシピの一品です。

ANA SUITE LOUNGEではお酒の提供がよく取り上げられますが、お酒を飲まない方におすすしたいデザートです。

また、東京都の銘柄のお酒は成田空港国際線ラウンジのみで提供される為、国内線及び成田空港以外の空港利用者は東京銘柄のお酒をいただくことはできません。

群馬特集 [Tastes of JAPAN by ANA]

国際線ファーストクラスでは、群馬県産氷室豚のリブにシチリアングリーンオリーブのコンディメントをあしらって、が提供されます。

真空で柔らかく調理した氷室豚のスペアリブの表面にオリーブのコンディメントをまぶし、かるく炙った一品です。

氷室豚とは、群馬の自然豊かな風土で古くから養豚が盛んで、 その数多ある豚肉の中から、肉の目利きが良質な豚を厳選し、そして20年に渡り研究開発された「豚枝肉氷温熟成技術」で、肉の甘くまろやかな味わいとやわらかな食感を可能にしたものを指します。

その他、羽田空港国際線 ANA SUITE LOUNGE内 DINING h では、12月に「群馬赤城鶏、下仁田葱のポトフ仕立て」が提供されます。

鶏と野菜の旨味ののったコクのあるスープとそのスープの旨味を含んだ赤城鶏を、冬が旬の下仁田葱などの野菜と共に提供される一品です。

群馬県の銘柄のお酒は羽田空港国内線のラウンジで飲みで提供される為、国際線利用者や羽田空港以外のラウンジ利用者は群馬銘柄のお酒をいただくことはできません。

和歌山特集 [Tastes of JAPAN by ANA]

国際線ビジネスクラスでは郷土料理 和歌山 が提供されます。

主菜は、さっぱりした脂と淡泊な旨味が特徴の「紀州梅まだい」を使用し、あごだし梅が添えられた一品となっています。

あごだし梅は南高梅をあごの出汁に漬け込み、出汁と梅の風味が一体となったほんのりした味わいが楽しめます。

郷土料理は海外のお客様にも喜ばれると思いますが、日本国内でもあまり食べる機会はない為、日本人の方からも喜ばれそうなお食事です。

その他、羽田空港国際線 ANA SUITE LOUNGE内 DINING h では、2月に和歌山県産足赤えびの衣揚げ スパイシークリームソース サラダ仕立て が提供されます。

和歌山県産の足赤えびを衣揚げにし、スパイスや豆板醤のピリ辛クリームソースを合わせた一品です。

足赤えびとは、その名の通り足の赤いえびで、その味は非常に甘く車えびにも匹敵すると言われています。

また、和歌山銘柄のお酒は羽田空港国際線と関西空港国際線のラウンジでのみ提供されます。

まとめ

Tastes of JAPAN by ANA」の第14弾である東京・群馬・和歌山特集は2016年12月から2017年2月まで提供されます。

3地域の特産などを使った一品やお酒がいただける貴重な機会です

ANAのニュースリリースや特設ページでも紹介されていますので是非ごらんください。

https://www.ana.co.jp/tastesofjapan/

https://www.ana.co.jp/group/pr/201611/20161117.html

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