沖縄-羽田間を6,000マイル少なくするANAマイレージの使い方とは

ANA飛行機 搭乗中

夏は沖縄に行きたいという方は多いですよね。

実際、沖縄や沖縄離島の特典航空券は夏のハイシーズンはとても人気で、希望の日程で特典航空券の沖縄行きが取れなかったという方もいます。

ANAマイレージを貯めているとANAの国内線で沖縄に行くことに目がいきがちですが、ANAはスターアライアンスに加盟していること、そのスターアライアンス加盟航空会社同士ではマイレージプログラムも提携されていることを頭に入れて少し視野を広げるとお得に人気の沖縄-羽田路線をANAマイレージを使って楽しむことが出来るようになります。

今回はANAマイレージを利用して沖縄旅行に行く時に、お得な方法や特典航空券の使い方で1マイルの価値を高める方法をご紹介します。

しかも、沖縄-羽田間ならハイシーズンより6,000マイル少なく利用することもできるので、マイルを貯めている方は絶対に覚えておきたい方法です。

特典航空券の条件等はすぐに変わってしまうこともありますが、お得な方法が使えるうちはしっかり利用させてもらって旅行を楽しみましょう。

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沖縄(国内旅行)も海外旅行としてとらえる

日本国内から日本の各地へ旅行する際、どうしても国内線に目がいきがちですが、ANAの特典航空券(例えば、羽田空港-那覇空港(国内線)の特典航空券)を利用せず、スターアライアンス加盟の提携航空会社特典航空券を利用する方法、つまり沖縄旅行を国内旅行として考えるのではなく、海外旅行(国際線)として利用する方法を検討してみてください。

なぜ沖縄は国内なのに海外・国際線として考えるのか?

それは、ANAの特典航空券と提携航空会社の特典航空券では必要になるマイル数や諸条件が異なるからです。

この諸条件の違いを利用して国際線の特典航空券で沖縄旅行(国内旅行)をすると、時期によっては必要になるマイル数が低くなり通常よりお得に行くことができるようになります。

沖縄行きを提携航空会社(国際線)とする場合に必要なマイル数はいくらか

沖縄旅行を国際線利用で行く場合、例えば日本発の国際線で韓国に行きます。

スターアライアンス加盟のアシアナ航空機を利用することで日本-韓国は往復15,000マイル必要になります(エコノミークラス利用の場合)。

日本ー韓国は15,000マイル

ANA提携航空会社の特典航空券について

日本発着にも2種類ありますが、この沖縄旅行は国際線往復2区間に加え日本国内のみで乗り継ぎをしている旅程なので一番安いプランとなります。

上記のように、日本と韓国の特典航空券15,000マイルで実現可能な旅程のイメージとしては以下のようになります。

往路:羽田発-韓国行き-韓国発ー沖縄行き

真の目的地である沖縄旅行を楽しむ

復路:沖縄発-羽田行き

この旅程であれば15,000マイルで韓国と沖縄両方を楽しむことが出来ますし、沖縄に注力したければ韓国は24時間で離れてしまっても良いです。

実はこのプラン、ANAの特典航空券では実現できません。

沖縄行きをANA(国際線)では利用できない

ANAの特典航空券(国際線)には以下のような条件があります。

ANA特典航空券の途中降機に関する利用条件

ANA国際線の特典航空券について

これでは、ANAの特典航空券で韓国に行っても沖縄旅行を楽しむことは出来ません。

なぜなら途中降機が認められていないため、乗り換え(24時間までの滞在)しないといけません。

では、提携航空会社の特典航空券ではどうか、確認してみましょう。

沖縄行きを提携航空会社(国際線)なら途中降機で実現できる

ANAの提携航空会社の特典航空券では以下のような条件がついています。

提携航空会社特典航空券の途中降機に関する利用条件

ANA提携航空会社の特典航空券について

似ているようで大きな違いがあります。

途中降機が往復いずれか1回まで認められています。

この条件であれば、羽田発で韓国経由沖縄行きの旅行や羽田発沖縄経由の韓国行きの旅行が実現可能になります。

沖縄行きをANA(国内線)とする場合に必要なマイル数はいくらか

通常、国内線と国際線であれば特典航空券に必要なマイル数は国際線の方が多いです。

ですが、ANAの国内線特典航空券は羽田ー沖縄のハイシーズンでは21,000マイルが必要になりますが、韓国を中継させることでたったの15,000マイルで沖縄に行くことが出来るんです。

つまり、国内線のハイシーズンとシーズンによる必要マイル数の変動がない国際線とで、必要となるマイル数が逆転しているのです。

羽田-沖縄路線 必要マイル数

ANA国内線の特典航空券について

ANAの国内線特典航空券よりも6,000マイルも少ないマイル数で沖縄に行くことができ、韓国旅行まで出来るというとってもお得なプランになります。

これだけでも十分にお得なんですが、この6,000マイルお得なプランには更にメリットがあります。

国際線なので355日前から予約可能

通常、国内線を利用して沖縄に行く場合、ANAのマイルと交換する特典航空券では2ヶ月前からしか予約できません。

しかし、前項であげた提携航空会社の国際線利用の沖縄行きプランは実質が沖縄への国内旅行だとしても特典航空券・マイルの使い道の区分は国際線となります。

その為、国際線の特典航空券が申込可能な355日前から予約できるんです。

2ヶ月前の国内線と355日前の国際線、どちらが航空券を取りやすいか考えなくても分かります。

国内線の沖縄行き特典航空券を取る為に2ヶ月前に頑張らなくても良いんです。

逆にANAの国内線申込が始まる前までに旅程を決めることさえ出来れば、ほぼ確実に希望の日程で沖縄旅行が可能になります。

ハイシーズンであるシルバーウィークや年末年始、夏休みの期間に、沖縄に行きたいという方はぜひANAが所属するスターアライアンス加盟航空会社の国際線に目を向けてみてください。

アシアナ航空利用で得した6,000マイルで国内線の片道分くらいになりますので、そのマイルを使ってふらっとどこかに旅に出てみるのも良いかもしれません。

このように、ANAマイルを貯めた後の利用先として、沖縄だから国内線と決めつけずに、提携航空会社の国際線としてマイルを使うことで、マイルの価値が高まることもあります。

もちろん旅の目的地は沖縄以外でも構いません、うまく少ないマイル数で確実に特典航空券を取得できるルートを探してみてください。

様々な確度からANAマイレージクラブや提携先、旅行先を見てみると新しいお得な方法がまだまだ浮かび上がってくるかもしれません。

沖縄旅行に必要な15,000マイルの貯め方

定型航空会社を利用し韓国経由で沖縄旅行を楽しむ場合、必要になるマイル数は15,000マイルです。

ではこれだけのマイルをどう貯めればいいのか?

それはポイントタウンというポイントサイトを利用して貯めたポイントをANAマイルに交換するのがもっとも簡単です。

ポイントサイトを利用したANAマイルの貯め方はANAマイルを貯める方法 簡単3ステップ[ANAマイレージクラブ編]で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

年間で10万マイル以上貯めることも可能なこちらの方法は、今までポイントサイトを利用してマイルを貯めたことがない方にはぜひオススメしたい方法です。

平日休みが取れない方にオススメのギャラクシーフライト

夏期の沖縄は人気の観光地である為、日程によっては特典航空券や通常の航空券もとりづらい日もある程です。

前項で紹介した韓国経由での航空券などは平日に休みが取れる方にはいいのですが、勤めている企業によっては平日に休みが全く取れない人もいるでしょう。

そういった方はマイルを使って韓国経由で沖縄に行くよりもギャラクシーフライトを利用して弾丸沖縄旅行の方がおすすめです。

ANAが2014年から実施している那覇-羽田の深夜便(ギャラクシーフライト)がサービス開始から5年目となる2018年も運行される事が発表されました。

若くて体力に自信のある方などは、ギャラクシーフライトを利用して金曜夜の仕事終わりに羽田空港を出発し、月曜朝に羽田空港から直接出社するという弾丸旅行が可能になります。

ギャラクシーフライトについてはギャラクシーフライト(ANA那覇-羽田深夜便)が2018年も就航決定をご覧ください。

まとめ

沖縄旅行はスターアライアンス加盟航空会社を利用して韓国経由の方がお得です、スターアライアンス加盟のアシアナ航空を利用して韓国経由で沖縄入りすると、国内線の特典航空券に必要なマイル数よりも少ないマイルで旅行が出来ます。

しかも、国内線は申込が2ヶ月前からしか出来ませんが、国際線なら355日前から申込が可能。

ハイシーズンでもお得に、そしてほぼ確実にチケットを確保することが出来るマイルの使い方になります。

マイルが15,000マイルも貯まっていないよ、という方は以下のANAマイルを貯める方法 簡単3ステップ[ANAマイレージクラブ編]も是非読んでみてください。

ANAマイルは飛行機に乗らなくても貯めることができます、こつこつ少量ずつマイルを貯めるか、大量のマイルを貯めるかは利用者の考え方次第でご自身の目的に合ったやり方でマイルを貯めてみてください。

また、平日休みが取りづらい方にはギャラクシーフライトを利用した沖縄旅行もオススメです。