ANAの国内線特典航空券 マイルがもたらすメリットとデメリットとは

マイルで交換する国内線特典航空券

マイルを貯めている方の多くは一番の目的として、マイルで交換できる特典航空券ではないでしょうか。

旅行全体でとにかく出て行くお金を少なくしたいのであれば、特典航空券より格安チケットや格安ツアーの方が良いと思いますが、ANAのマイルで交換する特典航空券はお得なのか?でもお伝えした通り、特典航空券には様々なメリットがあります。

今回はそんなお得な国内線特典航空券のメリットとデメリットの両方を考察します。

メリットとデメリットの考察前に特典航空券に換えるにはどのくらいのANAマイルが必要なのかを知っておきましょう。

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特典航空券は最低5000マイル必要

特典航空券はANA便名の日本国内全路線で利用する事が出来ます。

片道だけの利用も可能なので、行きは特典航空券を利用し、帰りは新幹線などの自由に使えるところが良いですね。

例えば、広島の場合、新幹線も飛行機も広島駅までにかかる時間はほぼ同じです、4時間近く座っているのはつらいので行きは飛行機、沢山遊んで疲れてしまう帰りはどうせ寝てしまうので新幹線、と行った様にご自身の気分や旅程に合わせて使う事が出来ます。

特典航空券で最低限必要になるマイルの数は5000マイルです。

これはローシーズンといわれるANAが設定した時期の特定路線、片道に必要なマイルです。

なので、往復で特典航空券を利用したい場合、最低1万マイル貯めている必要があります。

旅行の時期を好きに決めて行ける方はこのローシーズンを狙って行くと少ないマイル数で済むのでおすすめです。

最もマイルが必要な区間は片道11500マイル

ローシーズンであれば、国内どの路線でも片道1万マイル以上を必要とする区間はありませんが、レギュラーシーズンとハイシーズンでは片道1万マイルを超えてしまう区間があります。

その中でもハイシーズンの片道必要マイル数の最高値は11500マイルです。

この11500マイル必要になる区間は、東京 ⇔ 石垣、東京 ⇔ 宮古、名古屋 ⇔ 石垣、札幌 ⇔ 沖縄、沖縄 ⇔ 仙台、沖縄 ⇔新潟の6区間です。

人気の沖縄離島がメインで、便数も少ないので特典航空券もなかなか取りづらい路線です。

ANAの設定しているハイシーズンというのは年末年始や、お盆休み、ゴールデンウィーク等の期間なので、出来るだけこのハイシーズンを外す事をおすすめします。

どうしても、夏のお盆休みじゃないとというような方は、2ヶ月前の特典航空券の申込開始日に申込した方が良いでしょう。

人気の路線(沖縄離島)はすぐに無くなってしまうので・・・

ハイシーズンに関わらず、早めに旅行の日程を決めてしまうか、直前に空いてる日で旅行に行くか、沖縄(特に離島)の場合はこの2方向がチケット取得しやすいです。

その他の地域は・・・今まであまり取れなかった事が無いので直前の状況とか詳しくはないですが、ハイシーズンでなければ十分余裕はある様に思います。

それでは、本題。
ANA国内線の特典航空券-マイルがもたらすデメリットとは。

プレミアムクラスはマイルで交換できる特典航空券では使えない

通常、航空券を予約するときはプレミアムクラスを抑える人も多いと思うのですが、マイルで交換できる特典航空券は普通席だけなのでプレミアムクラスは利用できません。

当日、空席がある場合に限り追加料金の支払いで利用可能になりますが、プレミアムクラスは元々座席が少ない上、人気もあるので空席がある時の方が少ない気がしています。

路線によって違うとは思いますが、筆者が特典航空券で旅行しているときはほとんど満席です。

続いては 、ANA国内線の特典航空券-マイルがもたらすメリット。
ANAのマイルで交換する特典航空券はお得なのか?では書かなかったもう一つのメリットとは。

マイルを使って家族旅行する場合の注意点

一人旅しかしない人には全く関係ないのですが、家族と旅行に行く方も多いですよね。
いや、むしろ家族で旅行の方が多いですね。

そんな家族で旅行する方にとって助かるのが、ANAのマイル特典は家族にも特典の利用を受けさせる事が出来る点です。

この制度のおかげで、大量のマイルを貯めて子供やお互いの両親を連れて旅行なんて事も可能になります。

ANAマイレージクラブの特典を利用できる範囲というのは決められていて、

会員本人
会員の配偶者
会員の2親等以内の親族

で最大10名が利用できるのです。

そして、その利用には特典利用者登録が必須となっています。

ご家族で旅行に行かれる方は予めこちらの登録をしておく事をおすすめしまう。

貯めたマイルが本人しか使えなければ大きなデメリットとなりますが、2親等までというのは家族旅行、親孝行等に申し分の無い利用範囲だと思います。

 メリットの後にはデメリットあり。
ANA国内線の特典航空券-マイルがもたらすデメリット二つ目とは。

ANAはマイルの特典利用には厳しい

当ブログでは大量にマイルを貯めて旅行に行きましょう、とお伝えしてきましたが、ANAの特典航空券は取りづらい路線もあります。

沖縄離島は人気路線で取りづらいです(ハワイに比べればずいぶん取りやすいですが・・・)。

ANAは設定している席数がそもそも少なく、マイルは貯めやすくても航空券に変えにくいのです。この部分だけで比較すれば、まだJALの方が良いです。

そして、この特典航空券の取りづらさがANA上級会員になる為の修行僧を生んでしまっていますし、取りづらさに拍車をかけているのが修行僧でもあります。

修行僧が悪いわけではないのですが、現状はなんとも言えないむなしい行動が溢れています。

ですが、沖縄離島の人気路線以外であれば殆ど取れますし、国内の様々な場所を見て回るにはマイルを活用するのがやっぱりおすすめです。

出来るだけ日程を調整してローシーズンの特典航空券を手配して国内を見て回るのがおすすめです。

新幹線の方が行きやすい場所に、あえて飛行機で行くとローカル電車に乗ったりその地のバス会社を利用したりと様々な経験が出来るので、一度行った場所も行き方を変えるだけで違う景色が見えたりして楽しいです。 

いかがでしたでしょうか?

物事には良い面と悪い面、両方が存在しますよね。

マイルを貯めて、最もお得な特典航空券を狙うのが一般的ですし、筆者自身もマイルを貯めている一番の目的は特典航空券です。

まだまだマイルを貯め始めたばかりの方は、いざ特典航空券を取ろうとしたら取れなくて悔しい思いをすることもあるかと思いますが、逆に特典航空券が使える場所に旅行に行ってみるというのも良いですよ。

自分自身が興味を持った範囲意外に行く事によって、見た事無いものや経験した事の無い事を経験できる可能性が広がります。

国際線の特典航空券のメリットとデメリットも書く予定ですのでお楽しみに。

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