ここ数年、あえて国内旅行を続けてきました（その理由はなぜハワイではなく国内旅行に重きを置くようになったのか。をご覧ください）が、そういえば台湾は近いのに行った事ないな〜と思い、どんな所か知りたくて旅行会社のパンフレットを貰いにいったら、やっぱり目についたのがハワイ。
ハワイも良いですよね、陸マイラーの方々にもとても人気の地です。
台湾とハワイ、どっちかに行こうかな〜なんて思いつつ、色々と情報を取得していたら、何とANA 羽田-ホノルル線の機材が2016年の10月30日から機材が変更になってビジネスクラスのシートがフルフラットシートになっていました。
羽田空港-ホノルル空港路線のANA便は機材変更しました
筆者の記憶違いでなければ、2016年の4月にANAの羽田空港-ホノルル空港線は機材を換えたばかりのはず、そこから半年でまた新機材の投入となると、ANAも羽田空港-ホノルル空港線の顧客奪取に向けて本格的に動き出したという事でしょうか。
実はハワイと言えばJAL ANAに勝ち目はあるのか？でも書いたように、ANAが羽田-ホノルル線でファーストクラスを導入するのは2019年なので、それまでは大きな動きはしないのかと思っていましたが、ファーストクラス設置前に顧客奪取に向けてANAは動き出しているようですね。
羽田-ホノルル線は日本人旅行客ではJALの利用者が多いですし、現地でもJALは色々とサービスを用意しているので日本人がJALを利用するのは至って普通の事ですが、ANAがこの路線の顧客奪取に向けて動いているので2019年を待たずにJAL利用者がANAに流れてくるかもしれません。
ファーストクラス設置であればJALからANAへの流れは致し方ないですが、今回のフルフラットシートでどれだけANAに流れるのか？
ちょっと予想が難しいですが、7時間程度のフライと時間と現地で楽しむ事を考えるとANAのフルフラットシートのビジネスクラスは人気になる可能性はあります。
ANAのビジネスクラスで羽田空港-ホノルル空港路線であればポイントサイトを利用したANAマイレージを大量に貯める方法を実践すれば簡単に貯めたマイレージで利用可能です。
JALよりANAの方がマイレージを貯めやすいと言う事もありますし、このビジネスクラスのフルフラットシートを利用してみようと思う方も多そうです。
ANAのフルフラットシートが楽しめる羽田空港-ホノルル空港路線は以下のようなスケジュールで運行されています。
※印で小さく書かれていますが、2017年1月から羽田空港発-ホノルル空港着及びホノルル空港発-羽田空港着の時間が変更になっています。
NH186 羽田空港 21:55発 — ホノルル空港09:55着
NH185 ホノルル空港 12:55発 — 羽田空港17:25着
2019年にANAは羽田ホノルル路線にファーストクラスを導入予定です
ハワイと言えばJAL ANAに勝ち目はあるのか？でも書いた通り、ANAは2019年に羽田空港-ホノルル空港線にファーストクラスの導入を予定しています。
ファーストクラスとビジネスクラスとでは得られるサービスが違いますので、ファーストクラスが良いという方も多いとは思います。
2019年までJALの独壇場と言う状態を続けた上でANAがファーストクラスを導入するのと、2019年までにJALの１強を崩してファーストクラスを導入するのとでは、大きく高価に違いが出るでしょう。
そういう意味では今回の機材変更はファーストクラス導入までの通過点といえます。
フルフラットシートは12月29日までは確定！その先は？
ビジネスクラスのフルフラットシートの機材は今のところ10月30日から12月29日までという発表になっていますが、古い機材に戻すと言う事は考えにくいため、12月30日以降も継続されるのではないでしょうか。
こればかりはANAの公式発表がないと、何ともいえませんが過去にもこのように新機材導入→時間差で数ヶ月先の機材も変更発表という流れがありましたので年末年始もこの機材の導入が予測されます。
となると、年末年始にハワイに行く予定で既に12月29日までのチケット取得済みの方は新機材＝フルフラットシート確約となり、12月30日以降にチケットを取っている方は発表を心待ちにするという状況でしょうか。
＜2016年8月29日 追記＞
ANAから発表があり、ANA羽田空港-ホノルル空港線のフルフラットシートの機材が2017年5月末までは確定になりました！
恐らく、A380のファーストクラス導入前までずっと利用することになるでしょう。
JALへの対抗策としてANAが様々な対応を見せてきていますが、JALもどうやら負けずにANAに利用客を奪われないよう対応をとってきています。
ますます、羽田-ホノルル線での機内が快適になります。
あまり機材に詳しくないですが、フルフラットシートはある程度の飛行時間がある旅には必須なので、嬉しい限りです。
＜追記ここまで＞
後はANAがJALから顧客を奪うために必要なことは現地（ホノルル及びハワイ）での施設関連やサービス、ツアー絡みでの総合的なプレゼンテーションでしょうか。
ハワイを訪れる顧客にとってANAを使うメリットをより多く提供できるかどうかが重要になりそうです。
最後に、年末年始にハワイに行かれる方が快適な機内での時間を過ごせると良いですね。
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